運動症状
夜間、自覚なく便が出たのですが、これはパーキンソン病の症状ですか?
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薬を飲んだり、飲まなかったりは駄目ですか?
本来は良くないが、患者さんの希望に添って、増減はしています。ただ悪性症候群の可能性もあるので、0にすることは難しいです。
首がこわばる。30分寝たら和らぐ。甲状腺腫瘍があるが、それが原因ですか?またマッサージに行っても良いですか?
甲状腺腫瘍が原因で、筋肉の緊張が高まるとは考えにくい。マッサージは行ってもらうのは大丈夫です。
日常生活で気を付けることは?
まず第1に転倒に気を付ける。そして運動をする、外出する。外出することにより他の人と話すことも増え、それらがパーキンソン病の進行の予防につながります。
薬物治療に関する質問
お薬を飲むとき、オレンジジュースで飲むと良い、牛乳で飲まない方が良い、1錠でコップ1杯が良い等々聞くが、実際はどうですか?
レボドパ製剤はタンパク質と拮抗します。その為、牛乳、卵、豆腐、等と一緒に飲むとすぐに吸収されず、効果はゆっくり出ます。よって早く効かせたいなら牛乳等タンパク質の多いものと飲まない方が良いです。ゆっくり効かせたいならタンパク質と一緒に取ると良いです。
反対にレモン・オレンジジュースを飲むと PH が低くなる(酸性度が上がる)のでレボドパ製剤の吸収が良くなります。よって早く効かせる場合はオレンジジュース等と一緒に飲むと、沢山吸収され、立ち上がりが早くなります。早く効かせる場合は
そういう方法があります。
このように牛乳やオレンジジュースで飲むというのはオプションと考えてもらったら良いかと思います。
ちなみに、本来、パーキンソン病の薬はだらだらと効かす方が、切れ目がなく良いです。
また一緒に飲む水の量については、ひっかかりやすい人は沢山の水で飲む方が良いですが、普通に飲める人はそこまで考えなくても大丈夫です。
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寝言は副作用ではなく、症状です。パーキンソン病の方はレム期睡眠行動異常症という病態があります。レム睡眠(夢を見ている時)に声が出たり、身体が動くという特
徴があります。これは普通の人はでないことです。ただし寝言を言っているからといって起こす必要はないです。
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自転車で出かけた後、帰ってきて座ったら立てなくなった。検査をしてどこも悪くなかった。パーキンソン病の症状が原因と言われた。
パーキンソン病の症状が出たという前提でお話しします。オンオフ症状のオフが出たと思われます。オフ症状なら薬を増やしてやるという対応になります。薬が切れている可能性があり、対応としては切れる前に増薬する、効き目の長い薬に変える等
の対応が考えられます。
手足が、固まっている、24時間緊張している。その時にマサージをするのだが、マッサージに意味はありますか?またマッサージのコツはありますか?
意味はあります。ストレッチをしてあげる。固まったのを伸ばしてあげる。少しずつ動かしてあげると、完全には広がらないが、伸びてきて、動くようになってきます。パーキンソン病では硬くなる症状があるので、ほぐしてあげることは有効です。
ただし、無理にやり過ぎると骨折する可能性もあるので、そこは注意して下さい。
やることを反対にする。例えば、トイレに行った後、尿を出す前にオムツを上げてしまい、オムツ内に排尿してしまう。これはパーキンソン病の症状ですか?
パーキンソン病の運動症状ではないと思われます。パーキンソン病の方は認知症状を伴うことがあるので、そちらが原因と考えられます。動きが悪くなるという意味ではパーキンソンの運動症状とも考えられます。
血圧がもともと低い方だが、最近は100を越えることがなく、しんどいというときは80や80以下になることもある。それは良くない徴候ですか?それとさらに下がっていきますか?
パーキンソン病では自律神経障害(便秘・立ちくらみ等)が起こります。血圧に関しては不安定になり、長い目でみると必ず、段々下がっていきます。対応としては血圧を上げる薬を使う、又は水分をしっかり取ってもらうということをします。
血圧が下がったからと言ってすぐにどうこうではないが、転倒のリスクがあるので注意は必要です。
血圧が高い時は座ると、足に血液が行き頭の負担が減ります。逆に血圧が低い時は、頭へ血液を贈るという意味で、横になり心臓と頭の高さを同じにするのが良いです。
今までの健康が10として、パーキンソン病になっても、その後リハビリをしたら10までもどれますか?
まずパーキンソン病については治る病気ではないです。
リハビリについては、すぐに始めたら元の状態にまで戻ると思われます。ただリハビリを始めるまでに、他の病気があり安静を指示された等により、タイムラグができると思います。その場合リハビリを始めるまでの間、安静にした分、運動能力が下がるので、少し状態は落ちると考えられます。
非薬物療法
ジスキネジアとはなんですか?
ドパミンが増えすぎると、不規則なグネグネした動きが出現する症状。
パーキンソン病とパーキンソン症候群の違いは先生はどのように判断しますか?
パーキンソン病はエルドーパをはじめとするパーキンソン病の薬が必ず効くが、症候群の方はパーキンソン症状があっても、ほとんど薬が効かない、等によります。
進行度の違いは?
進行度はパーキンソン病の方がゆっくり、症候群の方の方が基本速い。
MIBG 心筋シンチの検査結果の違いは?
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白井病院では検査の方法は、MIBG心筋シンチ、DATスキャン、MRIの3本立てですか?
白井病院ではMIBG心筋シンチ、DATスキャンを持っていないので、ケースバイケースで必要な場合行っています。ちなみにパーキンソン病だけを考えた場合はMIBG心筋シンチを撮ります。MIBG心筋シンチで異常が出た場合はパーキンソン病やレビー小体型認知症と断定ができる。DATスキャンの場合は他の症候群が混じるので完全には判断できないことがあります。MRIは(パーキンソン病の場合は)異常がないことを確認るために行うので、MRIでは異常が出ることはありません。
IPS治療も高額な費用がかかりますか?
IPSは自分の細胞を使わず、大量生産できるものを使っているので、少し費用は下がります。国もかなりバックアップしているので、おそらく今後、使えることになっていくと考えています。
マリーゴールド
歩きはじめに足がすくんでしまいます。
かけ声をかけたり、線をまたぐようにして歩きましょう。自宅であれば、床にテープで線の印をつけるのも効果的です。
介助では引っ張ったり押したりすると余計に体が硬直してしまうことがあります。ご本人のペースに合わせてかけ声をかけたり、目標物を一緒に目で確認すると歩きやすくなります。
パーキンソン病の治療目標ってどこにありますか?
今までこの手の質問に対して私は、自己評価で8割程度の満足度を目指すと答えてきました。その事について今回説明させて頂きます。
ジスキネジア(体が勝手にぐねぐね動く状態)、wearing-off症状・on-off症状(薬の効果が不安定となる状態)等をパーキンソン病の運動合併症といいます。その運動合併症がみられない初期と運動合併症がみられる進行期とに分けて説明します。
初期のパーキンソン症状は、どのパーキンソン病薬を使っても良くなります。そのため、ハネムーン期とも呼ばれます。ここで自己評価の10割を目標としてしまうと段々薬の量が増えてしまい、進行が速くなり運動合併症が早めに来てしまう結果となります。そのため、自分の考えで薬の飲み方を変えたり、増薬することは長い将来を見据えた場合、良くありません。
専門医はハネムーン期の期間をどれだけ延ばせるかを考えて薬の調整をしています。自己評価の8割というのはそこから考え出された目安で、患者さんには少し我慢して貰う状態となります。薬を増やしたくないと言って自己評価の5割程度で我慢する必要は全くありませんし、それで進行が遅くなる訳ではありません。逆にもう少し動けるようになりたいと主治医と相談するのは良いのですが、客観的に見て8割以上であるにもかかわらず、全然効いていないといわれる患者さんもいるので、その時は患者さんと主治医とでお互いに話し合う事になります。
進行期の治療目標も基本的には自己評価の8割ですが、運動合併症があったり、幻視や認知機能の低下等があるために、増薬出来ないことがあります。そのため、色々な作用機序の異なる薬を使って、できる限りパーキンソンの患者さんやその家族さんに納得して貰える様な治療を専門医は目指しています。
現在新型コロナウイルスのため、自宅・施設に閉じこもられたり、リハビリが充分出来ない状態等の活動自粛で苦労されているかと思いますが、もう暫く力を合わせて頑張りましょう。
パーキンソン病のリハビリって何をすればいいの?どんなことをすると効果的なの?
実はこれだけをしていれば皆に効果があるというようなリハビリは残念ながらありません。人それぞれ得意なこと・苦手なことがあるように、人それぞれ病気によって苦手となる部分、それほど変わらない部分が違うからです。
パーキンソン病になると振戦(ふるえ)、筋固縮、無動・寡動、姿勢反射障害などの運動機能障害があらわれ、体が動かしにくくなります。動かしにくいので動かないでいるとどんどん筋力や体力、心肺機能が落ちて、本当に動けなくなってしまいます。それを防ぐためには日々の運動の習慣やリハビリが必要となります。運動の内容はウォーキングや体操、ダンス、動きにくい方は座って足踏みや腕を大きく回す、手をグーパーするなど何でも良いのです。大切なことは「楽しむこと」と「続けること」です。
皆さんは何をしているとき楽しいでしょうか?嬉しい、やる気が出てくる、幸せなどの気持ちを感じているときは体が動かしやすくなります。趣味や家族、今までに経験してきた嬉しかったこと楽しかったこと全てが自分の味方になってくれますよ!
音楽(演歌、ジャズ、ポップスでも何でも!) スポーツ(ウォーキング、ゴルフなど)ダンス(社交ダンス、パーキンソンダンス)体操(ラジオ体操、地域の体操など)何でもいいので何か安全にできるものから取り入れてみましょう。「得意なものは何もない。」
「今から趣味と言われても…」という方でも大丈夫。好きな曲や昔よく聞いた曲をかけながら手足を動かしたり、自分が心地よい、楽しいと思えることから始めてみましょう。
自宅でできるリハビリはありますか?
パーキンソン病は震えや固縮(筋肉のこわばり)、無動(動きにくくなる)など様々な特徴的な症状が出ますが、リズム形成障害も特徴の一つです。これにより、歩くときにリズム良く歩けなかったり、すくみ足や小刻み歩行が出やすくなったりします。
音楽のリズムは脳の中にある大脳基底核を刺激し、歩行のリズムが整ったり動きやすくなったりする効果があると言われています。歩くときは2拍子または4拍子で軽快で刺激が強すぎない曲が良いと言われています。例えば「三百六十五歩のマーチ」や「明日があるさ」などです。ストレッチや休憩では、ゆったりとしたクラシックなどが適しています。自分が聞いていて落ち着いたり元気が出たりする、好みの曲が効果的です。
自宅で運動を行う場合には、好みの曲をかけながら、足踏みするなどから始めてみましょう。転倒の危険がある場合は座って足踏みでも効果はあります。動画を見ながらできるパーキンソンダンスや体操もあります。参考にしてみてくださいね。
また、パーキンソン病では声が小さくなってしまうことがあります。歌うことで肺活量が増えたり、大きな声が出るようになる効果もあります。自分の歌いやすい曲を選んでアクセントをつけたり大きな声で歌ってみましょう。昔好きだった歌なんかもいいですね。歌が苦手な場合は、朗読も良いでしょう。
このように音楽をリハビリや生活に取り入れると体が動きやすくなったり、気持ちが落ち着いたり、様々な効果が期待されます。音楽を上手に活用し、楽しみながらリハビリが継続できることが大切です。
飲みにくい食品ってどんなものありますか?